7月6日ホテルのテレビで、麻原死刑囚の刑の執行が行われたというニュースを聞いて外に出ました。
前日も、京都の鴨川で川が氾濫していそうだというニュースを聞き、西日本で大雨特別警報が出でいる中、電波状態が不明な山の中へ。
一番高い山が1,613mで、そこを早々にクリアして核心地へと入るもの入山届を出す場所が分からないまま車道とわかれるところにあるだろうと思ったらない!
人の一杯いた場所で聴けばよかったと後悔するも、1キロ戻るのは体力的に無理とそのまま山の中へ。
難しい地名のピーク、名もない湿原を見ながら6日の夜は、2名・3名の人のいて電波もなんとか通じる山小屋に。
西日本では雨が続いて被害が出ている(詳細不明)、サッカーはフランス・ベルギーが勝ったことを話し声等で確認。
同泊した二組とは別ルートらしくどうなることやらと思いながら、雨の中合羽を着て歩き出すと、最初の木道でいきなり指の打撲・裂傷するという不安を増す展開。こんな平日の雨の中対抗して歩く人もいないよな~とあきらめながら、微妙なアップダウンを繰り返し名の知られていないピーク、名の知らない湿原を何度となく過ぎていき、素晴らしい湿原を過ぎて山小屋にたどり着き昼休憩。
ゆっくり昼食を食べる気力が出ず、水と軽食で出発。
午後は湿原がほぼなくなりアップダウンの繰り返し、思ったより道がはっきりしているのと、ピンクのテープが心強かったですが、倒木乗り越えたり迂回したり、笹や木の枝に顔や頭やリュックに引っかかり体力が消耗して、途中で休憩してさて頑張ろうと思ったらすぐ今日泊まる山小屋でした。
小屋に入ると外よりも涼しく、濡れた物が乾くのか疑問でしたが、とりあえず着替えていると着替え用とするものが濡れていてショック。
昨日まで着ていて汗だくなものは濡れていない、、、、、
水場は分からず。なんとか水の配分を考えながら食事、そして宿泊者はやはりやはり私一人。
織姫・彦星もすっかり忘れていました。
自由に使って干していたもののやはり乾かず、気合で装着。
雨は何とか止んだみたいと言い聞かせ出発。
ひと登りしたら楽園が待っていました!!!
やっと電波も入って、会社関係は無事らしく一安心。一般的なことは完全に下界に着いてから。
またもピークを越え、ぬかるみを越え、最後の下る場所で休憩していたらやっと27時間ぶりに哺乳類の人間と遭遇。熊じゃなくて良かった!まあ、熊さんがいた気配があったところはありましたが。
下ってバス停のある前の温泉でゆっくりしてと思ったけれど、食堂もないので次のバスで町に降りることにすると結構バタバタ。
帰ってくると、ベルギーとクロアチアが勝っていて、麻原の他にも死刑が執行されていたり、水害で80人以上死亡しているとのこと。
やはりいろいろ気になるけれど、知らない世界で暮らしているのも良いかもしれない。
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