日本奥地紀行

明治11年5月から9月まで、英国籍の47歳の女性が、単独で横浜上陸して北海道まで行って戻ってきた旅行記。
(お供は現地の英語のでぎる日本人)

そのころの旅行記の中では、有名だと思う。

ずっと、旅行されたところに現在住んでいるため、興味がありましたが今ひとつ手が出ませんでした。
が、文庫本を買ってめくってみると翻訳のせいか、読めそう。
いかにもな、日本人を見る目が楽しいし、また今では分からないところも出てくるので、面白い。

でも、旅行して療養しなさいと勧められるという病気はなんだろう?
脊椎の病気ということだが、疑問はとけません。


といいつつ現在、まだ日光の手前の章です。
また、読み終えたら追記したいと思います。


101209追
読み終えていました。
日光から会津若松~新潟~米沢~新庄~秋田~大館~青森から蝦夷に渡る。
今、考えたら新潟から海沿いに秋田になぜ行かないの?
そして、ある地で「アジアのアルカディア」と称したが、
それはただ今までの雨の中の道中から、晴天の初夏の風景になったからだろうと思う。
また雨が続いたあとの町でも、そこを賞賛しているのだから。
やはり、旅は天気に左右されるものです。
また、案内人に対して結局彼女はどう思っていたのかも、良く分からないまま。
(まあ、彼がいなかったらこの旅ができていないだろうが…)

蝦夷に渡ってからは、太平洋側を平取りまで行って、アイヌ集落での生活。
酒にだらしがない、神をもっていない、しかし邪気はない。と彼女は見ています。

秋風吹く海岸沿いを帰ってくるのですが、そのまま東北本線沿いで帰ってくるのかと思いきや、
函館から船で横浜に帰っていき物語は終わりますが、また数年後数度来日しています。
その後の様子はどうだとか、この紀行を解説している本もあり、
気になるところですが、多分これ以上深くはいかないでしょう。
ただ、彼女の通った道を観光としてPRしているところが、
数箇所あって気になるところもあり、そこは訪ねるかも。





今後同大の場所

移転改装準備中 「関心空間」という場所で登録していた、気になるものを登録紹介していましたが、閉鎖に伴い移動?

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